Instagram

【2024年9月更新】Instagram公式発表のアルゴリズムを初心者向けに解説

こんなお悩みありませんか
  • インスタはアルゴリズムが大事って聞くけど、正直よくわかってない
  • どうすれば戦略的にアカウントを伸ばしていけるのかがわからない
  • アルゴリズムを攻略するってどういうこと?

私も過去にアルゴリズムのことを良く理解していないまま、インスタ発信をしていたら全くと言っていいほど伸びませんでした。

時間をかけて一生懸命作った投稿もほとんど誰にも見てもらえないのでは、はっきり言って時間の無駄です。

インスタでフォロワーを増やしたり、より多くの人に投稿を見てもらったりするためには、アルゴリズムの理解が必要不可欠です。

この記事ではInstagramが公式に発表している情報をもとに、Instagramのアルゴリズムについて初心者向けにわかりやすく解説していきます。

Instagramのアルゴリズムとは

Instagramでいうアルゴリズムとは、「誰にどの投稿をおすすめするか」といった投稿の表示順を決めるための仕組みのことです。

「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というInstagramのミッションをを達成するために、興味関心の近いユーザー同士をマッチングするシステムになっています。

最近ではその精度がかなり高まっているため「アルゴリズムは自分よりも自分のことを良く知っている」と言われるほどです。

「ただなんとなくインスタを眺めているだけなのに、自分が面白いと思う投稿ばかり流れてきてついつい時間が過ぎてしまう」

なんてことはありませんか?

これって自分の興味・関心を知らぬ間にInstagramに掴まれているからこそ、面白いと感じる投稿ばかりが出てくるようになるのです。そしてそれらの投稿にあなたが反応することでまたInstagramが学習して、最適と思われる投稿を提案していくという繰り返しです。

発信者側にとってみれば、このアルゴリズムを理解しうまく活用することで自分の発信を届けたいユーザーに届けやすくなります。

しかしInstagramが採用しているアルゴリズムは1つではありません。フィード、リール、ストーリーズといった機能ごとに独自のアルゴリズムで管理されています。

どの投稿を優先的に表示させるかといったランク付けの方法は、2023年5月31日にInstagram公式から発表されています。その情報をもとに、機能ごとのアルゴリズムについて解説していきます。

参考:https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/instagram-ranking-explained

フィードのアルゴリズム

Instagramを立ち上げて最初に表示されるホーム画面がフィードです。

ユーザーがフォローしているアカウントの投稿のほかに、利用者が興味を持ちそうなアカウントのおすすめ投稿や広告も表示されます。

フィードの表示順を決める指標

フィードで表示する投稿の順番を決める指標(シグナル)は4つあり、重要度の高い順に解説します。

1.ユーザーの行動

最も優先的に表示されるのはフォローしているアカウントの投稿に加えて、まだフォローしていないけれど興味がありそうなアカウントの投稿です。

「興味がありそうかどうか」の判断は、いいね・保存・コメント・シェアといったユーザーの行動が元になっています。

2.投稿に関する情報

次に優先されるのは、「投稿自体の人気度」と投稿日時や位置情報などの一般的な情報です。

投稿自体の人気度は、その投稿にいいねをした人数どれだけ早く投稿に反応(いいね・コメント・シェア・保存)があったかを基準に判断されています。

つまり投稿してからなるべく早く、なるべくたくさんの反応を得られる投稿が拡散されやすくなります。そのため最も多くのフォロワーがインスタを見ている時間に合わせて、投稿すると良いです。

フォロワーがアクティブな時間は、プロフェッショナルダッシュボードを開いて合計フォロワー数をタップ、一番下の最もアクティブな時間という項目から確認することができます。

プロフェッショナルダッシュボードを利用するためには、個人用アカウントからプロアカウントへの切り替えが必要です。

3.投稿者に関する情報

これは投稿者に対してユーザーがどの程度興味を持つ可能性があるかという指標です。

直近の数週間でその投稿者が他の利用者と何回やり取りしたか、などの情報をもとに判断されています。

4.特定の投稿者とのやりとりの履歴

投稿へのコメントなどのやりとりから、特定の投稿者に対してどれくらい興味があるのかを把握するための指標です。

このようなシグナルをもとにInstagram側が、興味関心の近そうなユーザー同士を予測して近づけようとしているのです。

フィードで特に重視されているユーザーの行動5つ

  1. 投稿を見ている時間が長い
  2. コメント
  3. いいね
  4. シェア
  5. プロフィール写真のタップ

ユーザーがこれらの行動を多くとっている投稿者の投稿ほど、フィードで優先的に表示されます。

発信者側から見れば、いかにこの5つの行動を促して最大化させることができるかが重要な戦略の鍵となります。

リポストの注意点(2024年4月発表)

2024年4月30日Instagram公式から、リポスト(再投稿)の投稿に関してはおすすめしない方針が発表されました。これにより今までリポストでフォロワーを集めていたまとめ系アカウントはインプレッション(投稿の表示回数)がかなり低下してしまうことが予想されます。

参考:https://creators.instagram.com/blog/recommendations-and-originality

ストーリーズのアルゴリズム

ストーリーズとはホーム画面の上部に表示される、動画や画像を24時間限定でフォロワーにシェアできる機能のことです日常の出来事をシェアすることで、興味のあるユーザー同士をより身近に感じてもらうという意図があります。

ストーリーズにはフォローしている人のストーリーズに加えて、広告が表示されます。フィードやリールと違い、フォローしていない人のストーリーズは表示されないという特徴があります。

ストーリーズのランク付けが高いものは優先的に(左側に)表示されるようになります。

ストーリーズのランク付けの指標

ストーリーズのランク付けの指標は3つあります。

1.閲覧の履歴

繰り返し見ている投稿者のストーリーズほど「見逃したくない」と思っていると判断され、優先的に表示されるようになります。

2.エンゲージメントの履歴

ストーリーズに対していいねを押したり、DMを送ったりするなどの行動をとっている頻度が多いほど、関心が高いと判断されます。

3.関係性の近さ(親密度)

共通のフォロワーがいるかどうかなどの情報をもとに、両者の関係性の近さを判断されています。友達または家族である可能性についても検討されます。

発見タブのアルゴリズム

発見タブはユーザーが新しいコンテンツを見つけるための機能です。グリッドにはオススメのコンテンツが並びます。

発見タブでのランク付けの指標

発見タブでのランク付けの指標は4つあり、重要度の高い順に解説します。

1.投稿に関する情報

発見タブでは投稿の人気度を最も重要視しています。フィードやリールと比較してもその重要度は高いです。

人気度とはその投稿にいいねをした人数どれだけ早く投稿に反応(いいね・コメント・シェア・保存)があったかを基準に判断されるものです。

2.発見タブでのアクティビティ

これまでにいいね、保存、シェア、コメントをした投稿や、過去に発見タブの投稿にどのような反応を示したか、などの指標です。特定のタイプの投稿に対して反応を示していた場合には、似たような投稿が多く表示されます。

3.投稿者とのやり取りの履歴

発見タブに表示される投稿の大半はフォローしていない人の投稿ですが、関わりの程度によりフォローしている人も表示されることがあります。

4.投稿者に関する情報

直近の数週間で投稿者に対してアクションされた回数などの指標です。

発見タブに載ることの重要性

発見タブに載るかどうかは、投稿がバズるかどうかを決める重要な要素です。

実際に私が運用代行をしているクライアントのアカウントでも、伸びている投稿はほとんど発見タブからの流入になっています。

おすすめに関するガイドラインに沿っていない投稿は、発見タブに載りにくいです。
詳細はこちらをご覧くださいhttps://help.instagram.com/313829416281232

リールのアルゴリズム【2024年4月変更を発表】

リールは発見タブと同様に、新しいものを発見しやすくすることを意図した機能です。
リールのタブに表示される動画のほとんどは、まだフォローしていないアカウントのリール動画です。

そして2024年4月30日のInstagram公式からリール動画のアルゴリズム変更が発表され、インスタ運用者たちに大きな衝撃を与えました。

今までリール動画はフォロワーからの評価が良いものはフォロワー外に拡散されるという仕組みでした。そのため、フォロワーが多い方が有利という構造になっていました。

しかし新たなアルゴリズムでは、投稿直後からフォロワー内外関係なく少数のユーザーに表示され、そこで評価の良いものが拡散されていくという仕組みになったのです。

つまり、フォロワーが少なくても、多数のアカウントに表示される可能性が今までよりも高まったということです。

このアルゴリズム変更の発表により、Instagram側がリールの拡大に力を入れているということが明確に示された形になります。

実際私が運用代行をしているアカウント(昨年11月より運用開始)では、フィード投稿のみでは思うようにフォロワーが増えませんでした。しかし数か月前からリールに力を入れ始めたことで、今までにないフォロワーの伸び率となっています。

今からインスタ運用を始めて伸ばしたいという方なら、断然リール重視でいくのがおすすめです。

参考:https://creators.instagram.com/blog/recommendations-and-originality

アルゴリズム的に伸びないアカウントとは

どんなに良い投稿を作ったとしてもアルゴリズム的に伸びにくいアカウントというものが存在します。

それは「ジャンル認知されていない」アカウントです。

Instagramのジャンル認知とは

ジャンル認知とは、アカウントがどのジャンルに属するものなのかをインスタグラム側に認識させることを指します。

ジャンルとは具体的に言うと以下のようなものです。

  • ファッション
  • 美容
  • 料理
  • グルメ
  • 旅行
  • ダイエット
  • ライフスタイル
  • ガジェット
  • アート
  • ビジネス

どのジャンルを発信しているアカウントかInstagram側が認知できていないと、どんな人に投稿をおすすめしていいのかわからなくなってしまいます。

要するにジャンル認知されていなければ、そのアカウントの投稿は拡散されないということです。

ジャンル認知させるためには

ジャンル認知させるためのポイントは主に3つあります。

1.投稿内容に一貫性を持たせる

投稿内容に一貫性がないと、Instagramにジャンル認知してもらうことは難しいです。

例えばファッションのアカウントで、

  • ファッションに関する投稿
  • 美味しいラーメンの話題
  • 子育ての悩み

などをごちゃまぜに発信していたら、なかなかジャンル認知されないというイメージです。

しっかりとジャンル認知された後であれば、時々ファン化目的でジャンル外のプライベート投稿等をしても問題ないですが、アカウント初期であればファッションの投稿のみを発信した方が良いでしょう。

2.同ジャンルのアカウントを複数フォローする

あなたが同ジャンルのアカウントを複数フォローしていると、Instagram側はそのジャンルに興味があると認識してくれます。

例えばファッション系の発信を始めるとしたら、まず同ジャンルのファッション系のアカウントでフォロワーが多くアクティブなアカウントを10~20くらいフォローしましょう。

アクティブなアカウントとは、今現在も更新を続けていてフォロワーからの反応も得られているアカウントのことを指します。

ただしあまり多くのアカウントをフォローしてしまうと、フォロワー数に対してフォロー数が多すぎる状態になってしまいます。見る人が見れば「相互フォローでフォロワー数を稼いでいる人なんだな」と思ってしまうかもしれません(実際にはそのような意図がなかったとしても)。
初期のうちにフォローする同ジャンルのアカウントは、10~20程度に抑えておくのがおすすめです。

逆に言えば、ジャンル外のアカウントをフォローしないことも重要です。色んなジャンルのアカウントをフォローしていると、あなたが本当は何に興味があるのかわからずInstagram側が混乱してしまうからです。

ジャンル外で投稿をチェックしたいアカウントがあれば、自分のプライベートアカウントなどジャンル認知させる必要のないアカウントでフォローすると良いでしょう。

3.ジャンルに関連するハッシュタグをフォローする

ハッシュタグってフォローできることをご存じですか?

例えばファッションのジャンルなら

#ファッション
#ファッションコーデ
#韓国ファッション
#ファッション好きな人と繋がりたい

その他様々なファッションに関連するハッシュタグがあります。

自分のジャンルに合ったハッシュタグをフォローしておくと、Instagramはあなたがそのハッシュタグに興味があると認知してくれます。

実際にジャンル認知されるまでにはアカウント開始から数か月かかるとも言われています。アカウント初期からジャンル認知を意識した行動をとることが非常に重要です。

ジャンル認知されているか確認する方法

Instagramから「あなたはこのジャンルだと認定しました」とお知らせが来ればいいのですが、残念ながらそのようなお知らせはありません。

しかし「おそらくジャンル認知されているだろう」ぐらいのことなら確認できます。ここでは具体的な方法を1つご紹介します。

別のアカウントから確認する

  1. 自分のアカウントとは別のアカウントでログインします。
  2. このアカウントで自分のプロフィールにアクセスし、メッセージの横をタップします。
  3. 表示されるアカウントが自分と同じジャンルであれば、ジャンル認知がされていると考えられます。表示されているジャンルがバラバラであったり、全く違うジャンルのアカウントが表示されている場合はジャンル認知されていません。

まとめ:アルゴリズムを意識したアカウント運用を

インスタ運用でアカウントを効率良く伸ばしていくためには、アルゴリズムの理解がマストであるというお話をしました。

しかしアルゴリズムはユーザーの変化に合わせて変更されていくものです。その細かな変更を追ってその都度対策をしていくことよりも重要なことがあります。

序盤で述べた、Instagramのミッションを覚えていますか?

「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」

全てのアルゴリズムはこのミッションを達成するためにあるのです。

これを忘れてしまうと、小手先のテクニックで伸ばしているだけのつまらないアカウントになってしまいかねません。

大事なことはフォロワーを増やすことではなく、あなたの発信を必要としている人に届けることなのです。

初心を忘れずにインスタ運用頑張っていきましょうね♪

らんらん

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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らんらん
夜勤ばかりの生活に疲れて勢いで退職してしまった元看護師。 看護師が安心して夜勤を辞められるくらいの副収入を得るためには、どの副業がベストか検証中。