マインドセット

【9割が知らない】何をやっても続かない自分を変える唯一の方法

「自分でやると決めたことが続けられない」
「新しいことを始めてもいつも三日坊主で終わってしまう」
「もっと意志が強い人間になれたらいいのに」

この記事にたどり着いたあなたは、きっとこんな悩みがあると思います。

結論から言うと、その悩みを解決する方法はただ一つ「ホメオスタシスを味方につける」ことです。

えっ、ホメオスタシスって何?

って思いましたよね。

ちゃんと後ほど説明するので、安心してください(笑)

まずはその前に、「続けられない理由は意志が弱いからではない」というお話しをしていきます。

この記事を読むとわかること
・何をやっても続かなかった理由
・自分をうまく頑張らせる方法
・継続できる自分になる方法

続けられない理由は意志が弱いからではない

見出しに書いた通り、あなたが何をやっても続けられなかった理由って実は「意志が弱いから」ではありません。

「そう言われても…やっぱり自分は意志が弱いから続けられないんだ」

そう思う気持ちもわかります。

でも違うんです!

本当は、人間に元々備わっている生存するための本能的な部分が影響しているだけなのです。

その生存本能というのが、先程述べた「ホメオスタシス」です。

ホメオスタシスとは

ホメオスタシスを日本語にすると「恒常性」です。

ただ日本語にしたところでピンとこないですね(笑)

医学用語でいうホメオスタシスとは、体の外の環境が変化していたとしても体内の状態(体温・血糖値・免疫機能など)を一定に保つ性質のことを言います。

 

たとえば、あなたの平熱が36.5℃だとします。
外の気温が40℃まで上昇したときに、あなたの体温は40℃になりますか?
逆に外の気温がマイナス10℃になったとき、あなたの体温はマイナスになりますか?

答えはもちろん「ノー」です。
外の気温が何℃になろうと、あなたの体温は36.5℃前後のままです。

このように体温などを一定に保つ(現状を維持する)人間の性質のことをホメオスタシスといいます。

 

では、もしこのホメオスタシスがなければ人間はどうなってしまうでしょうか?

もうお分かりかと思いますが、外の環境がちょっと変化しただけで死んでしまいます。
体温が10℃になったら人間は確実に死にます。それではもうとっくに絶滅しているはずです。

つまり、このホメオスタシスがあるからこそ人間は生命を維持し、今まで絶滅せずに子孫を繁栄させてこられたのです。

 

ところで、ここまでの説明だと「何をやっても続かない理由」と何の関係があるの?という疑問が浮かんできたかと思います。

実はホメオスタシスは身体の機能だけに関わるものではなく、考え方にも大きく作用しているのです。

心理的ホメオスタシスとは

先程の体内の機能を維持する生物学的なホメオスタシスと区別するため、ここでは「心理的ホメオスタシス」と呼びます。

ただしどちらも「現状維持の性質」という部分は同じです。

身体が体温を現状維持させようとするのと同様に、心にもなるべく現状維持させようとする働きがあります。

これも人間の長い歴史の中で備わった、生命維持のための性質です。

たとえば、今のように様々な情報が簡単に手に入らなかった時代を想像してみてください。

安全に食べられるものとそうでないものを区別する方法って、食べてみる以外にないですよね。しかし今まで食べたことないものに手を出した場合、最悪死ぬ可能性があります。

死を避けるために、人間は食べたことないものには「手を出さない(現状維持する)方が安全だ」と判断するのが人間の本能です。

このように心理的ホメオスタシスが働くのは、なにも食べ物に限った話ではありません。

今まで挑戦したことないことに挑戦しようとすると、本能的に「危険かもしれない」「死ぬかもしれない」と感じてしまうのです。そして元の生活を維持する方が安全だと判断するのです。

また、心理的ホメオスタシスの役割は「コンフォートゾーン(快適な領域)」を守ることでもあります。

人間は本能的に「快適でありたい」と願います。

新しい挑戦をするということは、一時的ではあれストレスがかかることが多いです。それにより今の快適な状態を維持できなくなる可能性があります。

だから自分の意思とは無関係に、心理的なブレーキがかかってしまいます。

この心理的ホメオスタシスこそが、あなたが新しいことにチャレンジしそれを継続するのを阻む原因なのです。

ここまで読んで「本能だとしたらなおさら無理じゃん。もう諦めよ」と思いました?

でもまだ諦めるのは早いです。

心理的ホメオスタシスを逆手にとれば、あなたのとても強力な味方になってくれるのです!

心理的ホメオスタシスは味方にできる

何度も言いますが、ホメオスタシスは「現状維持」の性質です。

ということは、もしも「変化し続ける状態」が「現状」になったとしたら、それを維持しようとします。

あなたの周りには、常に新しいことに挑戦している人はいますか?
なぜ、あなたとは違いチャレンジし続けられるのでしょうか?

その人は「常に新しいことに挑戦している状態」が現状になっているから、新しいことに心理的なブレーキがかからないのです。むしろ何も新しいことをしない状態が不快にさえ感じられるようになります。

これはまさに「心理的ホメオスタシスを味方につけている」状態と言えます。

その状態になるためには、特別な訓練や才能が必要というわけではありません。なぜなら人間に元々備わっている本能だからです。

ただし努力は必要です。

新しいことを始めたらとにかく毎日続けてください。
最初は「どんなことがあっても絶対毎日できそう」なことを続けるのがおすすめです。

たとえば腹筋1回。これは寝転がれる床さえあれば、5秒あればできます。
腹筋10回だと続けられないかもしれませんが、1回なら毎日続けられる気がしませんか?
そして1回やったら案外「10回くらいやっとくか」という気持ちになるものです。

私の場合、「毎日タイピングゲームを1回やること」を自分との約束にしており、それを実行できたかどうかを、所属しているコミュティの中で毎日報告しています。

現在2ヶ月半ほど続けていますが、1日も欠かさず実行できています。
最初は「やらなきゃ」という気持ちでやっていましたが、今はぼーっとしててもタイピングゲームをやり始めているような状態です。

タイピングゲームに関してはもう心理的ホメオスタシスを味方につけた状態になったので、今度は「ブログを毎日1行書く」という自分との約束を追加しました。
これはまだ半月ほどですが、毎日実行できています。

「1行書こう」と思って書き始めると、どんなにしんどくても3行くらいは書いています。
ものごとに着手さえできれば、やる気はあとからついてくるものなのです。

このようにとても簡単なことをただ毎日続けるだけで、心理的ホメオスタシスを味方につけることができ、次第に自分のコンフォートゾーンが変化していくのです。

続けることが快適になってしまえば、「やらないと気持ち悪い」という状態になっていきます。とにかくこの状態になるまで続けることが大事です。

まとめ:変化し続ける自分になろう

心理的ホメオスタシスの存在を理解していれば、何かを継続できなかったとしても自分の意志の弱さを嘆く必要はありません。

新しいことを始めているときに現れる「もうやめたい」という気持ちは、現状を変えることを恐れる人間の本能だったのです。

でもそれに抗わずして何かを成し遂げることはできません。

心理的ホメオスタシスが味方になってくれる日は必ずやってきます。それまで愚直に続けるだけです。

これからは心理的ホメオスタシスを味方につけて、変化し続けられる自分になりましょう!

らんらん
らんらん
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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夜勤ばかりの生活に疲れて勢いで退職してしまった元看護師。 看護師が安心して夜勤を辞められるくらいの副収入を得るためには、どの副業がベストか検証中。