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【最強差別化戦略】ど素人ホテル再建計画が超バズった理由を徹底解説

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「ど素人ホテル再建計画」がなぜあんなにバズったのか、理由を知っていますか?

その理由を分析してみたところ、ゼロからショート動画でバズるための戦略が見えてきちゃいました。

「それってど素人さんみたいな実力のある人だからできたんじゃないの?」と思う方もいるかと思います。

しかしど素人さんは、どこにでもいそうな普通の人をもバズらせてきた実績があります。

例えばこのようなアカウントです。

色々なダイエット方法の効果を検証する動画は今までにも多くありましたが、「1日100g痩せる」という新しい切り口にすることでバズった例です。

これをそのまま真似するのはただのパクリですが、バズった要素を抽出して自分のアカウントで活用していくことができれば、バズる可能性は高まります。

ショート動画が伸びなくて悩んでいるあなたにとって、大きなヒントとなること間違いなしですよ!

この記事を読むとわかること
  • ど素人ホテル再建計画がバズった理由
  • ど素人さんがよく使う「プロセスエコノミー」とは何か
  • これからショート動画をバズらせたい人が真似できる要素

ど素人ホテル再建計画さんって何者?

ど素人さんのプロフィール

画像引用:TikTok

アカウント名:ど素人ホテル再建計画
本名:片岡力也
本名ではなく「ど素人さん」とか「ど素人ホテルさん」と呼ばれることが多いようです。

1990年生まれ。旅人だった祖父の影響を強く受け、バックパッカーとしてよく旅行に出かけていたそうです。海外駐在に憧れ大手自動車メーカーに入社しましたが、国内担当の部署に配属となったため退職し独立。

独立後は、飲食店のプロデュースやシェアハウスの経営、大手メディアのライター、ドローンを駆使した動画制作などを手がけていました。

2019年12月からは世界一周へ出発。新型コロナの影響でカーボベルデに閉じ込められたことをきっかけに、配信した動画が大バズり。カーボベルデの五輪大使にまでなり、テレビ出演も果たしました。

ある日、そのテレビ番組を見た沖縄の赤字ホテルから連絡が入ります。そこから「ど素人が沖縄の大赤字ホテルを再建する」というコンセプトでSNSをバズらせて、経営を黒字化させることに成功しました。

こちらが「ど素人ホテル再建計画」のTikTok動画です。

そしてホテルを黒字化させた後も、現在までに一人で36ものアカウントをバズらせ続けている、とってもすごい人なのです。

ど素人さんは「差別化」してショート動画を伸ばす天才です。ど素人さんの動画の中では主に「プロセスエコノミー」という手法を活用しています。

ど素人さんも使ってるプロセスエコノミーとは

プロセスエコノミーって何?

プロセスエコノミーとは、起業家のけんすうさんが2020年に提唱した言葉です。

一言で説明する「目的を達成するまでのプロセス自体をビジネスにする」ということです。これだけではなんのことだかわからないですよね。

例えばあなたが何かでお金を稼ぐと言ったら何を思い浮かべますか?

おそらくほとんどの人は「商品やサービスを売る」ことをイメージするでしょう。これは商品・サービスを作っている過程ではお金を稼がず、完成物(アウトプットされたもの)を売っている、ということです。けんすうさんはこれを「アウトプットエコノミー」と表現しています。

「プロセスエコノミー」はこれとは逆の概念です。商品が出来上がるまでのプロセスを売る(あるいはプロセスに重きを置いて商品を売る)ことを表します。

具体的に言うと、マンガを描いている様子をライブ配信して投げ銭をもらう、といったイメージです。

もし自分がその漫画家のファンだったら、どのようなプロセスで描かれているのか気になりますし、実際に見ることができたらさらに応援したい気持ちも高まりますよね。

プロセスエコノミーが差別化につながる理由

最近は「モノが売れない時代だ」とか「差別化が難しい」とかって話をよく耳にするようになりました。

ではなぜ差別化が難しくなってきたのでしょうか。

その大きな要因として考えられるのが「安くて質の高い商品が増えた」からです。

ダイソーを想像してみるとわかりやすいですが、昔は数千円を出して買っていたものも今では110円で買えるようになっています。それも粗悪品ではなく、普通に使えるようなものばかりですよね。

このように、低価格で質も担保された商品が多い状況では、価格や質の面で差別化していくことが難しくなっているのです。

そこで鍵となってくるのが「プロセスエコノミー」です。

要するに商品自体ではなく、商品が出来上がるまでのストーリーでいかに消費者を楽しませられるか、を考える必要があります。

プロセスエコノミーについてもっと詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。

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この「プロセスエコノミー」の戦略を非常にうまく取り入れているのがど素人ホテル再建計画なのです。

「ど素人ホテル再建計画」はなぜバズったのか

画像引用:https://corp.sagojo.link/sugoi-labo/posts/165

ど素人ホテル再建計画で発信しているのはプロセスそのもの

ど素人ホテル再建計画とは「ホテル経営に全く携わったことがないど素人が、SNSの力で大赤字ホテルを再建する」まさに「プロセスそのもの」を発信するアカウントです。

これは一見すると、誰も見たことのないエンタメ性の高いコンテンツだからバズったと、思うかもしれません。もちろんそれも重要な要素です。

しかしそれだけではありません。もう一つ重要なことは、視聴者の気持ちが変化していくストーリーです。

視聴者側のストーリー

ど素人ホテル再建計画の動画を、いつも見ている視聴者の気持ちの変化はこんな感じです。

ど素人ホテル再建計画の大まかな流れ視聴者の心理
①僕はいきなり沖縄の大赤字リゾートホテルの再建を託されたど素人・何それ?
・素人にそんなことできるの?
・無謀じゃない?
②ホテル再建するためにみんなの知恵を貸してください・なんか面白そう!
・参加してみようかな?
③みなさんのアイディアを取り入れました!・すごい!本当に実現してる!
・自分のアイディアも採用されるかな?
・次はどうなるんだろう?
・このホテルちょっと泊まってみたいいかも!
④ついに黒字化しました!・おめでとう!!
・なんか自分のことのように嬉しい!
・ますます泊まりに行ってみたい!
・ど素人さん、次はどんなことに挑戦するのかな?

このような心理的変化が起こることで、視聴者はどんどんど素人ホテル再建計画の動画に引き込まれていきます。思わず家族や友人に「面白いアカウントがあるよ」とか「こんなホテルがあるんだけど行ってみない?」などと話したくなってしまうかもしれません。

もしもど素人じゃなかったら…

もし仮にこれが「今まで数々のホテルを再建してきた専門家」が沖縄の大赤字ホテルを黒字化させる、みたいなコンセプトだったらあなたは見たいと思いますか?

おそらくホテル経営者でもなければ、そんなに興味はないでしょう。

「ホテルの再建」という少しニッチともいえるジャンルにおいて、SNSで多くの人を集め実際にホテルを黒字化させてしまったのですから、さすがとしか言いようがないですね。

ちなみにど素人さんは、自らの戦略を包み隠さずX(旧Twitter)で発信されています。これからSNSでバズりたいという方はフォロー必須です!

ど素人さんのXの固定ポスト↓

バズった理由まとめ

ど素人ホテル再建計画がバズった理由は、主に以下の2つです。

  • ど素人が大赤字ホテルを黒字化させるという前代未聞のストーリーが視聴者を惹きつけた(プロセスエコノミーをうまく活用した例)
  • 参加型のコンテンツで視聴者側のストーリーを作り上げることにより、多くの人を視聴者を巻き込んだ

ど素人さんの素晴らしいアイディア力はなかなか真似できるものではないですが、「プロセスで差別化すること」「視聴者参加型のコンテンツにすること」などは幅広いジャンルで取り入れられるものではないでしょうか。

これからショート動画を伸ばしていきたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

らんらん

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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らんらん
夜勤ばかりの生活に疲れて勢いで退職してしまった元看護師。 看護師が安心して夜勤を辞められるくらいの副収入を得るためには、どの副業がベストか検証中。