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- ブログ記事の良いタイトルが思いつかない
- 記事がなかなかクリックされずアクセスが少ない
- 良いタイトルとそうでないタイトルの違いがわからない
ブログ記事のタイトルってかなり悩みますよね。
必要な情報は入れなきゃいけないし、文字数の制約もあるし、記事を魅力的に見せなきゃいけないし…
検索エンジン上で自分の記事を見つけてクリックしてもらうために、タイトルは最も重要な要素といえます。
もちろんSEO的に良いタイトルを考えることは大事ですが、そればかり意識してなんだか面白くないタイトルになってしまっては本末転倒です。
上位表示されてもクリックされない、という悲しすぎる事態に陥ってしまう可能性があります。
今回は「いかにクリックさせるか」という面に焦点を当てて、魅力的な記事タイトルの付け方を解説していきます。
私が実際に思わずクリックしてしまったタイトルの実例やタイトルのワード選びに大活躍する本もあわせて紹介していますので、ぜひ最後までお読みいただければ嬉しいです!
クリックされないタイトルの特徴3つ
まずは魅力的な記事タイトルの付け方の前に、検索結果に表示されてもスルーされてしまうようなタイトルの特徴を3つ解説します。
①タイトルから内容が読み取れない
タイトルを読んだときに、何について書かれた記事なのかイメージできないものはクリックされません。
内容が読み取れないタイトルの例(1)
WEBマーケティングについて解説
このタイトルを読んでも具体的な内容がイメージできませんよね。
WEBマーケテイングについてのどんな内容をどんな風に解説してくれるのか、一切わかりません。このような抽象度の高いタイトルは、もし検索結果に表示されてもスルーされがちです。
内容が読み取れないタイトルの例(2)
クリックされるタイトルの付け方と読みやすい文章の書き方
これでは「タイトルの付け方」に関する記事なのか「文章の書き方」の記事なのか判断がつきません。仮に両方書いてある記事だとしても、メインコンテンツが絞られていないため内容が薄そうなイメージになってしまうかもしれません。
内容が読み取れないタイトルの例(3)
クリックされるタイトルの秘密は○○だった!
これは一見良いタイトルのように見えますが、Googleの検索結果に表示されたらあなたはクリックしますか?
他にもっと内容が信頼できそうなタイトルがあったら、そちらを選ぶのではないでしょうか。
こういったタイトルはSNSでは有効ですが、ブログ記事のタイトルとしては今一つです。
②クリックする必要性を感じられない
ユーザーが自分には必要ないと感じたタイトルは、当然クリックされることはありません。
しかし世の中には、ユーザーの気持ちを考えられていないタイトルが溢れています。人の気持ちを考えるのって、なかなか難しいことですね(笑)
クリックする必要を感じられないタイトルの例
私がいつもタイトルをつける時に考えていること
思わず「誰ですか?」って言いそうになってしまうようなタイトルですね。
この記事を書いている人がブログ界で超有名な人とかだったら、クリックされるかもしれませんが…。
(そもそもこんなタイトルは付けませんね)
③目を惹くワードがない
記事の内容を説明しただけのシンプルすぎるタイトルは、見事なまでにスルーされてしまいます。他の記事タイトルの方が魅力的なワードを使っているのですから当然ですよね。
目を惹くワードがないタイトルの例
ブログ記事のタイトルの付け方を解説
いかにもフツーなタイトルですよね。
内容はイメージしやすいですが、あえてこの記事を選ぶべきポイントがありません。
せっかい良い内容の記事を書いたとしても、このタイトルじゃもったいなさすぎます。
ブログ記事タイトルの付け方8つと実例13選
ここからはブログ記事タイトルを考えるときのコツを、私が思わずクリックしてしまったタイトルの実例と合わせて紹介していきますね!
①内容が気になると思わせる
タイトルを読んで「それ知りたい!」と思わせたら勝ちです。きっとその記事をクリックすることでしょう。
例えばこんなタイトルです。
実例(1)
なぜブログが副業に?収益化の仕組みから始め方まで
引用:https://www.conoha.jp/lets-wp/sidebusiness-blog/
「副業をやりたいな~」と考えている人だったら、気になるタイトルですよね。
特に「なんでブログが副業になるの?」と疑問に思っている人に刺さりそうです。
もう一つ例を挙げてみます。
実例(2)
ConoHa WING評判は?公式ページには載ってない短所1つと長所8つ
引用:https://tabinvest.net/conoha-wing-reputation/
ブログを開設する前にどのレンタルサーバーがいいのか調べている人だったら、「公式ページに載ってないって何だろう?」と気になってしまうこと間違いなしです。
②自分のための記事だと思わせる
人はタイトルを見たときに自分ごとだと感じると「読まなきゃ」という気持ちになりやすいです。
実例(3)
【初心者向け】WordPressでブログをかんたん作成! 使い方をわかりやすく解説
引用:https://www.valuecommerce.ne.jp/stepup/wordpress-tsukaikata/
自分が「ブログ初心者」だと思っている人からすれば、上級者向けでも中級者向けでもなく、初心者向けの記事を読みたいですよね。
初心者向けって書いてあるだけで安心して読めます。
(たまに、本当に初心者向け?って思う記事もありますが…)
実例(4)
【ブログに何書いていいかわからない人へ】ブログに書く題材の選び方教えます!
引用:https://hitodeblog.com/choose-the-subject
めちゃくちゃストレートに表現していますが、「ブログに何書いていいかわからない」と悩んでいる人なら「私のことだ!」って思いますよね。
③記事を読んだ先の未来を想像させる
タイトルを読んだ時点で、この記事を読めば自分はこうなれると未来を想像させられると良いタイトルと言えます。
実例(5)
【テンプレ付】読者を惹きつけるブログ記事のタイトルの作り方4ステップ
引用:https://www.xserver.ne.jp/blog/blog-title/
読者を惹きつけるブログ記事のタイトルが、たったの4ステップで、しかもテンプレまでついてて簡単にできそう!と思えるタイトルになっています。
ちなみに「テンプレ」って私はかなり効果的なワードだと思っています。Instagramの投稿でも「テンプレ付き」とサムネイルに入っていると、いいねや保存などの反応が増えやすいです。
たったの4文字で「苦手意識があっても簡単にできそう」と思わせられるなんて、コスパが良いワードですね。
④強調するワード、記号を入れる
強調するワードや記号が入っていると、単純に目が留まりやすいです。
実例(5)
【爆発的に読まれる】ブログの記事タイトルを作る13のテクニック
引用:https://makusan.ne.jp/entrytitle-yomareru/
「爆発的に」ってインパクトの強いワードですよね。【】の記号を使うことで、さらに強調しています。
実例(7)
【最速で稼ぐ】ブログ収益化までの期間は最短3ヶ月!必要な記事数と平均的な期間の目安を解説
引用:https://www.extage-marketing.co.jp/web-school/blog-monetization-period/
「最速で」っていうワードもインパクトありますね。こちらも同様に【】の記号でさらに強調しています。
⑤数字を使う
タイトルに数字を使うと具体性がアップして、内容がイメージしやすくなります。
特に、奇数や中途半端な数字だと人はちょっとした違和感を覚えます。そのため目に留まりやすくなったり、リアリティを感じやすくなるなどのメリットがあります。
実例(8)
初心者にもおすすめのブログ作成サービス7選!選び方のポイントも紹介
引用:https://webchannel.hatenablog.com/entry/2023/05/17/110845
7選という数字を使うことで、タイトルを読んだ段階で「7つある」ということが理解できます。これにより、いくつあるのかわからない状態で内容を読むより読者の負担がちょっと減ります。このちょっとの差が結構重要です。
また、7は奇数であるため偶数よりも目に留まりやすいです。
実例(9)
数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」
引用:https://lucy.ne.jp/bazubu/the-method-of-creating-titles-31667.html
この実例のように、数字は実績を表すのにも使えます。実績の力は強いです。一気に信憑性が高まります。
どうせ読むんだったら、信憑性があるかわからない記事より信憑性がありそうな記事を読みたいですよね。
実例(10)
【2024年最新】SEOとは?SEO対策の基本から施策方法までを解説!
引用:https://www.willgate.co.jp/promonista/seo-how-to-start-it/
数字を使うことで「新しい情報」だとアピールすることもできます。
記事の内容にもよりますが、SEOに関する記事なら古い記事より新しい記事を参考にしたいですよね。
さらにトレンドの移り変わりの早い内容を取りあげるなら、「2024年8月最新」というように記事の内容を更新した月まで入れると良いでしょう。
⑥意外性をアピールする
人は意外性のあるものに惹かれる生き物です。
「ギャップのある人が好き」と言っている人を良く見かけませんか?実はその人だけではなく、人間みんなギャップのある人が好きなのです(笑)
実例(11)
ブログはオワコンじゃない!月500万稼ぐブロガーの戦略を紹介!
引用:https://www.xserver.ne.jp/blog/interview-compass-part2/
「ブログってもうとっくにオワコンでしょ」と思っている人からしたら、かなり意外な内容ですよね。しかもブログで月500万も稼いでいる人が言うなら、信用できそうだと感じます。
⑦感情に訴えかける
感情に訴えかけて読者に共感してもらおうという作戦もあります。
実例(12)
【もう無理】ブログはしんどい事だらけ|理由と解決策を紹介します
引用:https://with-blog.com/blog-tough/
「ブログ書くのしんどい…」と感じているフェーズの人だったら、猛烈に共感しそうなタイトルですね。そして「解決策あるの?」と知りたくなります。
特に共感性の高い女性に対して、効果的な方法と言えそうです。
⑧網羅性をアピールする
色んな記事を読んで情報を集めるのは面倒だと感じる人が多いです。一つの記事で様々な内容を網羅されているとわかれば、その記事は選ばれる可能性が高まります。
実例(13)
【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方
引用:https://www.plan-b.co.jp/blog/seo/20713/
「完全版」という3文字だけで網羅性のアピールができている例です。コンテンツSEOのことはこの記事を読めば全部わかる、という印象を与えます。
タイトルのワード選びに大活躍する本
「魅力的なタイトルの付け方がわかっても、いざ自分で考えようとすると言葉が思いつかない…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで私がタイトルを考えるときに使っている本を1冊紹介します。
この本は日本一のマーケターとも言われている神田昌典氏が手掛けており、自身が提唱している「PASONAの法則」に沿ってまとめられた単語帳です。
Problem → 問題提起をする表現
Affinity → 親近感につながる表現
Solution → 解決策を示す表現
Offer → 提案する表現
Narrow → 相手を絞る表現
Action → 行動を促す表現
このように分類されているので「何か良いワードないかな~」と思ったときに、辞書のように使えてとても便利です。
まだまだ語彙力が少ない私はヘビーユーズしています(笑)
まとめ:魅力的なタイトルでクリック率UP!
繰り返しになりますが、どんなに良い記事を書いてもタイトルが魅力的でなければあなたの記事がクリックされることはありません。
普段あなたはネット検索でどんな記事をクリックしていますか?
きっとその記事のタイトルは魅力的なはずです。
思わずクリックしたタイトルの良いところを言語化し、真似してみることでコピーライティング技術を磨いていくこともできます。
今活躍しているブロガーさんたちもそういった経験を積み重ねて、ようやく良いタイトルが作れるようになったという経緯があるはずです。
とにかく練習あるのみ、と思って頑張りましょう♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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