- それなりに記事数書いているのに全然上位表示されなくてつらい
- キーワード選び頑張ってやっているつもりなのに成果が出ない
- SEO対策しても上位なんてとれないからもうブログやめたい
何十時間、何百時間とかけたブログ記事が上位表示されず、読んでもらうことすらままならない状態だったら、悲しすぎますよね。
これってブログを始めて数か月経った頃に誰もが直面するであろう悩みです。実際に私もその悩みにぶち当たりました。
でも諦めるのはまだ早いです!
今までの努力を無駄にしないために、まずはあなたの記事がSEO対策をしているつもりでも狙ったキーワードで上位表示されない理由を学んでみませんか?
上位表示されない理由がわかれば、上位表示されるためにどのようなアクションをしたらいいいかもおのずと見えてきます。
- ブログ記事が上位表示されない理由
- 上位表示を目指すなら避けたいジャンル
- 初心者のブログで上位表示を狙うコツ
あなたの記事が上位表示されないただ一つの理由
あなたの記事がSEO対策しているつもりなのに上位表示されないただ一つの理由は「競合が強いキーワードを選んでいるから」です。
ブログを始めて数か月経った頃には記事数もそれなりに増えてきていると思いますが、ドメインパワーが弱いこともあり「競合が強いキーワード」で上位表示を狙うことは困難です。というか絶対無理です。
【ドメインパワーとは】
Webサイトのドメインが検索エンジンから受ける評価の高さを表す言葉です。一般的に良質な外部リンク(他のサイトに自分のリンクが貼られている)が多く、サイト内のコンテンツの質が良く、ボリュームもあり、専門性が高いサイトは「ドメインパワーが強い」と言われます。ドメインパワーが強いサイトは検索結果で上位表示されやすいです。
開設したばかりのWebサイトは、コンテンツの質や量が不十分でGoogleにも評価されていないため「ドメインパワーが弱い」と言われます。
競合が強いってどういうこと?
競合が強いというのは、狙ったキーワードで検索したときに検索結果の上位に以下のようなサイトばかりが表示される場合です。
- 公的機関
- 大手企業、上場企業
- 病院等の専門機関
Googleではこのような専門性・権威性・信頼性(いわゆるE-A-T)が高いサイトを優先して表示しています。ブログ初心者には当然歯が立ちません。
【E-A-Tとは】
GoogleがWebサイトの品質を評価する基準の一つで、Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとったものです。
2022年12月にGoogleが新しく出したガイドラインでは、これにExperience(経験)が追加されて「E-E-A-T」となりました。
たとえ初心者であってもこのE-E-A-Tを満たすようなコンテンツを作ることは、上位表示を目指す上で必要なことです。
私もブログ初心者向けの記事を書こうと思ってキーワードを色々探しましたが、ほとんどのキーワードでエックスサーバー(国内No.1レンタルサーバー会社)や他大手レンタルサーバー会社の記事が上位に並んでいて頭を抱えたことがあります。
逆に検索結果の上位に中小企業や個人が運営しているサイトが表示されている場合は、私たち個人にもチャンスがあると言えます。
運営者が中小企業なのか大手企業なのか個人なのかわからない場合は、企業名で一度検索してみましょう。個人っぽい感じに見せかけて、実は大企業の中の人が運営しているというパターンあるのでそこは注意が必要です。
では競合が強いキーワードとはどのようなものでしょうか?
初心者は絶対避けるべきYMYL
YMYLという言葉を聞いたことがありますか?
これは「Your Money or Your Life(あなたのお金や人生)」の頭文字をとった言葉で、Googleが特に重要だと考えているWebページの種類を指すものです。
このYMYLのジャンルでもし間違った情報を発信してしまうと人々の財産や生活に重大な悪影響を及ぼす可能性があるため、Googleは上位表示させる記事を特に慎重に選んでいます。
YMYLに該当するジャンル
YMYLに該当する可能性が高いジャンルを以下に挙げます。
- 金融(投資、税金、保険など)
- 医療・健康
- 法律
- 政治経済
- 災害情報
他にも該当する可能性のあるものを挙げたらキリがないですが、少なくとも上記に挙げたものは専門家でない限り避けた方が良いでしょう。
私も過去に「看護師だから健康系の発信をしよう」と安易な気持ちでブログを始めたことがありますが、当然誰にも読まれることはなく挫折。
看護師なんて医師に比べたら専門性も権威性も信頼性も段違いに低いんだな、となんだか悲しくなってきました。医師ってやっぱり強い。
今思えば、何十記事と書く前にすっぱり諦められて逆によかったですけどね(笑)
初心者ブログで上位表示を狙うキーワード選定のコツ
「初心者はYMYLのジャンルに手を出してはいけないのはわかったけど、じゃあ一体どんなキーワードを選べばいいの?」って思っている方もいるでしょう。
正直な話、初心者のブログで上位表示を狙うのは激ムズです。最初から上位表示されないことを前提に、SEO対策を考えていく方がもしかしたら簡単かもしれません。
でもこの記事を読んでいるあなたは、上位表示を狙いたいんですよね?
そんなあなたのために、今回は初心者でも上位表示を狙える可能性のあるキーワード選定のコツを特別にご紹介します!
①新しく登場したキーワードを狙う
いつの時代も流行する言葉や商品・サービスがありますよね。トレンドのものは当然検索されやすいです。そういった新しく登場したキーワードで、まだ他の人が記事にしていないようなものを狙うと良いです。
ただしトレンドワードの中には数日~数週間単位で忘れられてしまうものもあります。そういったワードではなく、今後トレンドが長く続きそうなキーワードを選ぶのがポイントです。
2024年なら生成AIに関するキーワードが多く出てきていますね。ChatGPTなど有名な生成AIについてはすでにたくさんの記事が書かれていますが、今後新しく登場する生成AIや有名な生成AIのアップデートなどに網をかけておくと良いかもしれません。
②ニッチなキーワードを狙う
一般の人にはあまり知られていないけれど、一部のマニアックな分野では需要があるようなニッチなキーワードを狙うと上位表示される可能性が高まります。
もしあなたがマニアックな分野の知見を持っているようであれば、その分野のキーワードを狙ってみるのもアリです。とはいえ、検索ボリュームがゼロならそもそも検索結果に表示されないことは忘れないようにしましょう。
③穴場キーワード
穴場キーワードとは、検索ボリュームが少なく競合の数も極端に少ないキーワードのことを指します。先程のニッチなキーワードも穴場と言えますが、皆が知っているような言葉(ビッグキーワード)を含むロングテールキーワードの中にも穴場キーワードを探すことができます。
【ロングテールキーワードとは】
検索ボリュームが少ない具体的なキーワードのことで、通常3〜5語以上のフレーズになることが多いです。競争が少ないため、上位に表示されやすいという特徴があります。
穴場キーワードの探し方についてはこちらの記事の最後の方で解説していますので、興味があればご覧ください。
まとめ:検証を繰り返すことが大事
今回の記事では、
- 初心者は、競合が強いキーワードで上位表示を狙うのは困難
- 専門家でない限りYMYLジャンルは避けるべき
- 初心者のブログでも上位表示を狙えるキーワード選定のコツ
といった内容について解説しました。
繰り返しになりますが、初心者がSEO対策を頑張っても上位表示させることは非常に難しいです。もし本気で狙いにいくなら、できるだけ上位表示できる可能性が高いと思われるキーワードを選んで、後は検証を繰り返していくしかありません。
うまくいかなくても諦めないでください。努力を続けていればいつか実を結ぶはずです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!