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- クラウドワークスって稼げないってほんと?
- クラウドワークスには良い案件はないの?
- 初心者が注意すべきことって何?
クラウドワークスは副業やフリーランスが案件を獲得するために使える便利なサービスですが、使い方によっては全然稼げないという事態に陥ることもありえます。
初心者だと「良い案件」「悪い案件」の違いもわからないですよね。
この記事では私自身の経験も交えながら、クラウドワークスで稼げない理由と稼ぐために必要なことを解説していきます。
クラウドワークスで稼げない3つの理由
クラウドワークスで稼げない理由は以下の3つです。
①低単価すぎる案件を選んでしまう
②実績につながらない案件を選んでしまう
③手数料が高い
①低単価すぎる案件を選んでしまう
初心者によくありがちなのが「低単価すぎる案件を選んでしまう」ということです。
初心者だから当然高単価な案件を受けることはできないのですが、低単価すぎる案件にはちょっと問題があります。
具体的には、時給換算すると数百円になってしまうようなものです。
過去の私の例をご紹介します。
過去に米粉パン教室のInstagramアカウントのいいね・コメント周りというお仕事をやっていました。
作業内容としては、米粉パンに興味がありそうな人(米粉パン教室をやっている人は除く)にいいねを押したりコメントをしたりするというものです。
最初は1日15分でできる簡単な仕事だと思っていたのですが、だんだんと米粉パンに興味がありそうな人を探すのに苦戦するようになりました。
非公開アカウントが多かったり、もうすでにいいねを押していたり…
しかも(失礼ですが)アカウント自体にあまり魅力がないので、必死に作業しても1日1~2人しかフォロワーも増えず。ゲーム的な感覚すら持つことができませんでした。
そして最終的には1日1時間もの時間をかけてしまっていました。
月25日程度の稼働で4500円だったので、1日1時間かけていたら時給に換算すれば180円です。信じられませんよね。
(私が真面目に取り組みすぎたという部分もあるかもしれませんが…)
このように深く考えずに案件を選んでしまうと低単価な案件ばかり選んでしまい、自分が疲弊することになります。
案件選びの際には「相場」と「時給換算するといくらか」を確認し、低単価すぎる案件を選ばないように注意しましょう。
②実績につながらない案件を選んでしまう
これも初心者にありがちなパターンです。
目先のお金を得るためだけに、実績につながらない簡単な案件ばかりを選んでしまうのは非常にもったいないです(目的がお小遣い稼ぎなら、それでもいいのですが)。
例えばアンケートやモニターなどの案件です。
こういった案件は簡単で誰にでもでき、場合によっては報酬が高めに設定されている場合もあります。
しかし、それがあなたの実績になることはありません。
私の場合、先程のいいね周りの案件は数か月という時間を費やしたのに何の実績にもなりませんでした。
(学びになったのは、米粉パン教室を開いている人・開きたいと思う人がめちゃくちゃたくさんいるということだけでした…)
同じ時間を使うなら実績につながる案件を選ぶ方が、将来的に見てお得です。
実績として価値のある案件ならば単価が低くても受注するのはアリです。
自分のプロフィール欄に実績として掲載できるか?を考えながら案件を選びましょう。
③手数料が高い
システム手数料
クラウドワークスで仕事を受けた場合、システム手数料を支払う必要があります。
一番高いレートで22%(20%+消費税2%)と設定されており、他のサービスと比較しても高額です。
支払われる報酬金額(振込1回につき) | システム利用料のレート(税込) |
---|---|
20万円を超えた部分 | 5.5% |
10万円を超えた部分~20万円以下 | 11% |
10万円以下の部分 | 22% |
タスク形式 | 一律22% |
報酬額が高くなるほどシステム利用料の割合は下がる仕組みになっていますが、初心者が受けられる案件では手数料を下げることは困難です。
たとえ1万円の案件を受けたとしても、その20%の2000円は手数料として引かれてしまうのです。
振込手数料
さらに報酬として得たお金を自分の銀行口座に振り込むためには、振込手数料がかかります。通常の振込手数料は一律500円です(楽天銀行のみ振込手数料が100円)。
得られる報酬額が少ないうちは、この振込手数料もバカにならないですよね。
直接契約はNG
手数料の問題でクラウドワークスを通さずに直接取引したいと持ち掛けてくる発注者もいますが、これはクラウドワークスの規約違反です。
またクラウドワークス以外での直接連絡(LINE、Chatworkなど)も原則禁止です。サービス連絡外申請をして、認められた場合のみ直接連絡が可能となります。
この場合もクラウドワークス上での取引を前提としない「直接取引」を目的とした申請は禁止されています。
規約違反をした場合違約金が発生する可能性があるので、十分注意しましょう。
クラウドワークスで稼ぐために意識すべきこと
クラウドワークスで稼ぐために意識すべきことは、主に以下の3点です。
①案件ごと目的を定める
②時給を意識する
③最初から高単価案件はとれない
①案件ごとに目的を定める
何のためにその案件を受注するのか、明確な目的を定めましょう。
- お金稼ぎのため?
- 実績作りのため?
- スキルアップのため?
これらを全て叶えてくれる案件があればいいのですが、初心者のうちはなかなかそういう案件を選べるわけではありません。
まずはその案件に「お金」「実績作り」「スキルアップ」のうちどの目的を持って取り組むのかを決め、その3つを最終的にバランスよく伸ばしていく意識が重要です。
それによってバランスの良いポートフォリオが完成し、効率的に自分のレベルを上げていくことができます。
②時給を意識する
1案件いくら、と設定されているものに関しても時給の意識を持つことが重要です。
あなたの時間は無限ではありません。
時給を意識しないと、こんなことが起こりえます。
副業でインスタ運用代行の仕事を始めて、月50時間くらい作業しているのに3万円しか稼げない(=時給600円)
これ、過去の私です(笑)
先程のいいね周りの案件よりはマシですが…
現在の全国平均の最低賃金はおよそ1000円です。
これならアルバイトをした方がよっぽど効率良く稼げることになってしまいます。
しかし最初はこれくらいの時給になってしまうのはある意味仕方がない部分もあります。
なぜなら初心者は仕事をこなすスピードが遅いからです。
これ以上はできないというところまで時短する工夫をしてそれでも時給が600円だとしたら、そもそもの単価設定が低すぎるといえます。
もう少し時給単価で考えて適切な案件を選ぶ意識をもっていきましょう。
③最初から高単価案件はとれない
クラウドワークスの中には数多の低単価案件の中に、時々高単価案件が混ざっていることがあります。
元々専門的なスキルを持っている場合ならそのような案件をとれる可能性もありますが、スキルゼロの初心者には絶対無理です。
この記事で「低単価案件に注意」とお話ししたのは「いきなり高単価案件を目指す」ということではありません。あくまで自分にとって適切な案件を選びましょう、ということです。
低単価な案件以外は競争率が高く、応募しても返事がもらえないのは普通のことです。
私も過去、まとめて10件応募しても1件しか返事が来なかったことがあります。
自分に相応と思われる時給単価の案件がとれなかったとしても、諦めずに何度も挑戦していく気持ちが大事です。
まとめ:クラウドワークスをうまく活用しよう
クラウドワークスにはあまりにも多くの低単価案件が溢れていたり、手数料が高すぎたりという点から「稼げない」と主張する人も多くいます。
しかし個人的には、全くの実績ゼロの状態から実績を積み上げていくためには十分活用できるサービスだと思っています。要するに、使い方の問題です。
デメリットをしっかり把握した上で、目的に合わせて賢く使っていけるといいですね!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!